韋駄天様

韋駄天様


こんにちは。

本堂に仮安置していた韋駄天を完成した庫裡の方にお戻しします。
そこで、改めて韋駄天について調べてみました。


韋駄天(いだてん)

もともとバラモン教の神スカンダで、シヴァ神の子。悪魔を打ち破る軍神といわれる。
仏教に取り入れられて、仏法の守護神となった。南方増長天の八大将軍の一つとされ、
四天王三十二将軍の筆頭。東西南の三洲を統御し、大いに衆生を救う。寺院では護法神、
または伽藍(がらん)守護神として庫裡にまつられる。

その昔、足疾鬼(そくしつき)または捷疾鬼(しょうしつき)という足の速い鬼神が、仏舎利
(仏歯という説もある)を盗み、逃走したので韋駄天がこれを追いかけて、見事に取り戻し
たことから「韋駄天走り」として知られる。
また、修行僧が悪魔に悩まされるときには、走ってきてこれを救うとされた。

形は身に甲冑(かっちゅう)をつけ、合掌した腕の上に宝剣を横たえているものが多いが、
普門院の韋駄天は宝剣を持っていない。


参考文献  

  「仏教おもしろ雑学」 赤根祥道 監修 梧桐書院
「日本の仏様を知る事典」 松濤弘道  著 日本文芸社
「仏像鑑賞ハンドブック」 瓜生中   著 PHP研究所
      「仏教辞典」 中村元 他 編 岩波書店
      「仏教辞典」 宇井伯壽 監修 大東出版社


それでは。