江戸中期、細井平洲先生を上杉鷹山公がお迎えした地として、国指定史蹟にもなっている米沢市関根の普門院に、平成26年9月26日、愛知県東海市より「敬師の像」が寄贈されました
普門院は仁寿3年(853年) 英慶法印が人々の治安と平穏を祈る為に創立されました 現在の場所にお寺が建てられたのは、米沢が伊達家の城下町だったころ、約450年前です。その後、焼失し現在の建物は寛政8年(1796年)に再建されました。
明治時代になるまで米沢から板谷峠を通り福島をぬけていく道が江戸に通じる唯一の街道だったので、お殿様が参勤交代で江戸に行く時に休憩する場所として普門院が使われていました。
普門院が再建された寛政8年(1796年)その頃細井平洲という学者が江戸から米沢に向かっていました。その細井平洲を上杉鷹山が普門院にご案内し休憩をとって労を慰められたという逸話が残っています。
2016年12月25日(日)、普門院が管理する墓地内に親猫1匹と生後2~3ヶ月ほどの子猫3匹がダンボール箱に入った状態で捨てられていました。
昨年も、生まれてすぐの子猫が駐車場に捨てられたことがありました。昨年も今年も家族が見に行ったら、いなくなっていました。猫好きの当方としては、たいへんかわいそうでつらいのですが、野生の動物に襲われて命を落としたのでしょう。
普門院の境内、および墓地などの管理区域に飼えなくなったペットを捨てていくのは絶対にやめてください。大変迷惑しております。
ある日突然、家の前に動物が捨てられる。あなたならどう対処しますか? いま一度、命の大切さを考えてみてください。