お盆は、お釈迦様のお弟子の目蓮尊者が、亡くなったお母様が餓鬼の世界で生まれ変わり苦しんでいるのを知り、なんとか救おうとその母に食物を与えるのですが救われず、お釈迦様のお導きで、多くの衆僧を招いてご供養の大布施行を捧げたところ、餓鬼の苦しみからのがれることができたという。
その日が七月十五日であったという故事から、この期間にご先祖の霊をわが家に迎えて
ご供養を捧げ、仏様の浄土に送り返す「盂蘭盆会」の行事が行われるようになったといわれます。
また、お施餓鬼とは先祖供養と共に、恵まれない御霊を供養する行事なのです。
平成二十五年 八月二十日 (火)
午前十時三十分より普門院本堂において
全檀中諸精霊並びに、戦没英霊供養のため施餓鬼法要を執り行います。
普門院 住職 高橋隆文