平素は普門院蔵木造大日如来坐像修復事業に多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。
本事業に関しては、2024年4月2日より約一年にわたり作業を行って参りましたが、期間中想定を上回る損傷が確認され、これに対応する修復処置作業が増加したため、当初予定の完了日(5月2日)までの竣工が難しい状況となりました。
現在本体はほとんどの作業を終え仕上げ作業にはいっており、このほか台座光背については根本的な構造改善のための作業を行っております。
つきましては、本像の末永い保存を期するべく、7月末までの工期延長を伏してお願いする次第です。
皆様にはご心配おかけいたしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、今後については下記の通り予定しております。併せてご確認いただければ幸いに存じます。
普門院蔵木造大日如来坐像修復事業 予定
日時 | 内容 | |
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〇第一次搬入 | 2025年4月25日(金) | 本体の搬入、仮安置作業 |
〇法要 | 2025年5月2日(金) | 本体のみの開眼法要 |
〇第二次搬入 | 2025年7月末 | 台座、光背の搬入、修理後全体写真の撮影、ご芳名納入、安置作業 |
〇報告書刊行 | 2025年8月中旬 |
作業内容や予定詳細については、当プロジェクトページ、普門院HP、東北古典彫刻修復研究所Xにて逐一お知らせいたします。こちらもよろしくご覧ください。
・普門院HP:https://fumon-in-yonezawa.jp/
・東北古典彫刻修復研究所Xアカウント:https://x.com/tohkoken